2012年3月13日火曜日

アレルギー対策のドッグフードについて。

アレルギー対策のドッグフードについて。

ボストンテリアの女の子を飼っています。



今9ヶ月なのですが、

うちに来てからずっと皮膚が真っ赤になるまでかきむしり、

シャンプーを変えたり、ダニの注射をしたりしましたが一向に改善せず、

先日血液検査をした結果、

とってもアレルギーの多いワンちゃんだと言うことが分かりました。



牛肉、豚肉、大豆、コーン、大麦、

じゃがいも、鴨、カツオ、マグロがダメなようです。



今までたくさん犬を飼って来ましたが、

こんなにアレルギーの多いワンちゃんは初めてで、

まだ子犬ちゃんなのに見てて可哀相です…。



オススメのドッグフードがあれば教えて下さい。







ピナクルのトラウト&スウィートは如何でしょう。



原材料:

マス、オートミール、焙煎からす麦粉、ニシン、からす麦、キャノーラオイル、さつまいも、炭酸カルシウム、亜麻仁、レシチン、第二リン酸カルシウム、グレープシードオイル、キノア、ローズマリーエキス、セージエキス、ビタミンE、プロメライン、パパイン、納豆菌発酵抽出物、アスペルギルス、オリゼー発酵抽出物、塩化カリウム、塩化コリン、硫酸亜鉛、アミノ酸亜鉛キレート、ビタミンB12、ナイアシン、アミノ酸鉄キレート、パントテン酸カルシウム、硫酸鉄、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB6、アミノ酸マンガンキレート、ビタミンB1、硫酸銅、アミノ酸銅キレート、ビタミンB2、葉酸、酸化マンガン、ヨウ素酸カルシウム、ビタミンD3、ビオチン、亜セレン酸ナトリウム



です。

一応、仰っている牛肉、豚肉、大豆、コーン、大麦、じゃがいも、鴨、カツオ、マグロの表記はないです。

が、マスやからす麦が100%大丈夫かは分かりかねます。



あとは、ランフリーやプサコキッチンと言った完全オーダーメイドで作って頂くか・・



我が家の犬も詳しくは調べていませんが、アレルギーがあるのと、皮膚が弱く、すぐに炎症をおこしてしまうのでフードには気を使います・・・。

大型犬で給餌量が多いので、流石にオーダーメイドとなると破産してしまうので出来ていないですが。



シャンプーにも負けてしまうので、石鹸を手作りしています。

食事を完全手作り食となるとどうしても栄養の偏りが心配なので出来ないですが、石鹸なら自分の欲しい効能を追加してやれるし、何より自分で作っているので安心です。



追記

気になってアレルギーの事を調べていたのですが

アレルギー反応には交差性というのがあるそうです。

例えば、牛肉にアレルギー反応を示すワンちゃんは

牛肉だけでなく、牛乳・牛上皮・羊肉・豚肉・馬肉・兎肉・鶏肉にもアレルギー反応を起こす可能性が高く、出来れば避けるほうが良いという事です。

質問者様のワンちゃんが現時点でアレルギー反応を示している食材を元に、強度のアレルギーのようですから、交差性のある食材は避けられたほうが良いかと思います。

あとはポイントとして1ヶ月以上同じフードを続けない事だそうです。

何種類かをローテーションして与える事で、アレルギー反応を引き起こす確率を下げるそうです。



Z/Dや低分子プロテインといった療法食もあるようですが、こちらも長期間の給餌は好ましくない・・との事でした。








うちの子もアレルギーを持ってます。(柴犬・♀)





私も、去年アレルギー検査を受け、現在はそれを基にワンコのフードを考え与えています。





まず、今日のアレルギー検査についてお話しさせて頂きます。

現在、アレルギー検査の種類は2種類あります。

【アレルゲン特異的lgE検査】と【リンパ球反応検査】の2種類です。



恐らく、質問者様のワンちゃんがした検査はlgE検査の方だとお見受けします。

アレルギーの反応の割合で言うと、lgEが3、リンパ球が7くらいの割合でアレルギー反応はリンパ球の方が高いです。

検査の項目はどちらも似たようなものですが、リンパ球の方が項目が少なく、少ない割にリンパ球の中でも

【主要食物アレルゲン(例:牛肉・鶏肉・牛乳など)】と【除去食アレルゲン(例:羊肉・七面鳥・ナマズなど)】で種類が分かれ、この種類毎にお金が掛かります。(大体、15,000円/1種類)



例えば、lgEの方で牛乳はアレルギー反応を起こして無くても、リンパ球で牛乳が陽性であれば、そのワンちゃんにとって牛乳はアレルゲンとなります。



こんな様にアレルギー検査と言っても結構色々とありますので、奥が深いんですね。

ちなみに私も現在はlgEの方しか受けてませんが、近い内にリンパ球の方もしてみようかな…と思ってます。





ドッグフードの件ですが、お肉の中で低アレルゲンで皮膚に良いとされるものはズバリ【馬肉】です。

そしてアレルギーに対する免疫力のカバーと皮膚の状態を良くする事も考えて、現在我が家ではドライフード+手作りにしてます。



まず、ドライフードは【吉岡油糧】さんの馬肉フードを使用してます。

今まで色々なフードを試してきて、うちのワンコが一番食いつきが良かったので現在はこのフードに落ち着いてます。

私はドライだけではアレルギーを持つワンコには栄養不足と考え、免疫力を高める為にビタミンC・E、カロチンが豊富な野菜と、皮膚に良いとされるビタミンAが豊富な野菜。皮膚疾患を持つワンコにとって一番大事なビオチン(ビオチンは皮膚疾患を穏和する作用がある)が必要だと考えてます。



免疫力を高めるビタミンC・E、カロチンが豊富な野菜の代表として、カボチャやゴーヤ(にがうり)、ピーマンがあります。

ピーマンは、緑のものではなく赤ピーマンの方が栄養成分が格段に上ですので赤ピーマンを与えます。



皮膚に良いといわれるビタミンAは緑黄色野菜に多く、カボチャやニンジンがあります。



ビオチンはレバーやマッシュルーム、酵母などに多く含まれてますので、我が家ではビール酵母の粉末をサプリメントとして与えています。酵母はこちらも皮膚に良いとされるミネラルもたっぷり含まれているのでオススメです。



その他で言うと、オメガ3もアレルギー穏和の作用があります。こちらも緑黄色野菜で摂取出来ますが、我が家ではこれもサプリメントで補ってる日もあります。





最後にドライフードとは別で馬肉を取り寄せ、野菜と一緒に調理して与えてます。





これらを、バランスを考慮して1週間分作り置きしてます。





アレルギーは体内の向上も勿論ですが、外からのメンテナンスも大事です。

シャンプー後や散歩後のちょっとした手間で、驚くほど皮膚は良くなりますよ。



我が家では、シャンプーコンディショナーは2種類使っていて、その時の皮膚の状態をみてどちらを使うか決めています。

一つは病院で処方された薬用シャンプー・コンディショナー。もう一つは100%天然植物成分のものです。

植物成分のコンディショナーと水を1:9(水が9)で割り、お手製の薄いコンディショナーウォータースプレーを作ります。

これをシャンプー後の毛を乾かす前や散歩後のブラッシングの際に振りかけて水に濡らしたタオルで軽く拭いてあげてマッサージしてあげてます。

スプレーやブラッシングのお陰で毛も凄く良い状態になり、マッサージで皮膚を刺激してあげるのも効果的ですよ。ただ、皮膚が爛れていたりして状態が良くない時はオススメ出来ませんが…。





これらの少しずつの手間で、本当に驚くほど改善出来ます。

うちの子は皮膚の状態の検査を月一で病院で診て頂いてますが、先生から「素晴らしい」と太鼓判を押して頂けて、また初めて会う方々には「こんなキレイな毛艶の柴ちゃんは初めて」と言われます。

「アレルギー持ちですよ」と言うと「嘘でしょ!?」と驚かれてます(^_^;)



ただ、どんなに頑張ってもアレルギーが出てしまう事があり、うちの子は夏は必ずアレルギーが酷くなります。恐らく季節的な原因もあるのだと思います。

こんな時は歯がゆい想いで一杯ですが、私(飼い主)の頑張り=うちの子(飼い犬)の幸せだと信じてますので、現在、栄養学などを詳しく学んでいる最中です(^^)

いつか、アレルギーを克服させたい。克服させてやると思ってます。





お互い、がんばりましょう(*^_^*)







アーテミスのスモールブリードパピー。ブラックウッドの5000番(ナマズ)は、どのフードを食べさせてもアレルギーが再発してしまうワンちゃんに与える最後の手段的フードだそうです。もちろん正規品を与えてあげて下さいね。







アレルギーの血液検査って、2~3万円する検査ですよね?!

我家のワンコも、ジンマシンのようなものが出て、獣医さんに

言われるがまま、血液検査をしました。



その結果、質問者さまのボストンテリアちゃんと同じように

たくさんの食品から陽性反応が出てしまい、いったい何を食べさせれば

良いのかと悩んでしまいました。

当然のように動物病院が儲かる?と噂の処方食を薦められました。

処方食もあまり良い原材料を使用していないなど評判が良くないので

違う動物病院に相談&診察に行きました。



そうしたら「アレルギーの血液検査は、精度が高い?ので過去に

食べたことがある食品に陽性反応(擬陽性含む)が出やすいので

あまり鵜呑みにしない方がいいですよ」といわれました。



ドッグフードも色々と調べると、使われている原材料の品質もピンキリの

ようだし、添加物や化学薬品が含まれているフードもあります。



一度、ドッグフードを変えてみては如何でしょうか?

缶詰は極力あげず食べない時は人間が食べる肉を茹でてドライフードに

掛けてあげて下さい。半生のドッグフードは保存料が多く使われている物が

多いのであげない方が良いと思います。



試行錯誤の結果、我家ではネイチャーズロジック、オリジン、アカナ、イノーバ

アーテミスを同じ肉類が連続しないようローテーションであげています。



おかげさまで、血液検査で陽性反応が出た原材料も含まれていますが

アレルギー症状は出ていません。



ご参考になれば幸いです!

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